素人とセックス

僕と彼女は出会い系サイトで知り合った。当時の僕は学生時代に成り行きでセックスをしたことはあったが、ほぼ女性にリードされる形であり、実質は童貞みたいなものだった。そして、彼女は男性経験がなく、周りが皆、結婚をしたりカレシを作ったりする現状に取り残され感を覚えて、出会い系サイトに出会いを頼ったような形だった。つまり、セックスについては素人同然の二人だったのである。
最初は、一緒に食事をしたりするだけの淡い交際だった。僕はセックスできる彼女が欲しいなと思っていたし、彼女は前述のようにとりあえず形だけでもカレシを作って体面を保ちたいという立場で、お互いに「お試し交際」のような形だった。当時の彼女は、常に「あわわあわわ」と焦っているような雰囲気を出しており、とてもじゃないがセックスアピールは感じなかった。そこがちょっとかわいいなと思ったりもしたが、マンコの匂いを感じさせるような生々しい空気は全くなかった。
そして、お互いに映画鑑賞が趣味と知りデートが組まれた。映画を見てお酒を飲みながら感想戦をすると言う健全な交際だった。
素人とセックスする
友達としては良かった。きちんと約束の日時を守ってくれるところは好感が持てたし、天然っぽくボケてくるところも味があった。が、カノジョとしてはどうだろう?と言うのが僕の印象だった。
誘ってきたのは彼女の方からだった。「そろそろいいんじゃないかな?」と映画の帰りに僕たちはラブホ街にいた。遂にこの日が来たかと思った。お互い素人だが、気持ち的には彼女の方が積極的だった。素人とセックス、しかし自分も素人だ。素人同士上手くやれるのだろうか?もう少し、玄人女性で経験を積んでおくべきだったな、と素人とセックスに躊躇感があったのは確かだ。しかし、彼女を抱く理由は十分にある。いつまでも友達以上彼女未満の「お試し交際」のわけにはいかない。僕は覚悟を決めた。
だが、それは懸念だった。緊張して勃たなかった僕を彼女は積極的に導いてくれて、フェラや手コキまでしてくれた。挿入の時はちゃんと開いて場所も教えてくれた。
「だって、結構練習したんだから」
彼女の中で果てた僕を抱きしめてくれながら彼女は笑顔を見せた。彼女は体は素人でも、僕に対する気持ちは玄人だった。
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